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和装小物 > 紳士用(男性) > 羽織紐 > 紳士羽織紐 角八津組色撚房

商品の写真はお客様のモニタ環境により実物のものと若干異なる場合がございますので予めご了承ください。

素材: 絹100%
日本製

太さ( 約 7mm ) 長さ( 約 46cm )※ つぼ 約2cm、 房 約4cm 含む

<大ツボ>仕上げ=直付け用の羽織紐です=ご自身で結べないと着用困難なお品物です。

軸の角八津組は職人の手組み仕上げ!!
※お品物によっては多少組紐が凸凹しておりますが手組みゆえのことですのでご容赦くださいませ。

紐の太さが、約 7 ㎜ と細すぎず太すぎず、手に馴染みやすい太さで結びやすい羽織紐です。
通常の結び方のほか、蝶々結びできるのも魅力の一品です。

縦の流れと横の流れと結び方を変えることで印象も違ってまいります。是非試してみてください。

※色呼称は【和色大辞典】を参照にしております。

下記のカラーをクリックするとそれぞれの詳細画面が表示されます。
渋紙色(しぶかみいろ)
/(房)亜麻色(あまいろ)
(01)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
桑染(くわぞめ)
/(房)麹塵(きくじん)
(02)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
麹塵(きくじん)
/(房)桑染(くわぞめ)
(03)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
   
濃藍(こいあい)
/(房)鈍色(にびいろ)
(04)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
黄枯茶(きがらちゃ)
/(房)濃藍(こいあい)
(05)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
銀鼠(ぎんねず)
/(房)濃藍(こいあい)
(06)
11,000円(税込)
ご好評につき売り切れ
   

【 男性用「羽織紐」の蘊蓄 】

男のキモノ姿に不可欠な羽織紐ではありますが、
「探してもなかなか気に入るのが見つからないなぁ・・・」
こんな風にお感じのお客様も多いのではないでしょうか?

羽織紐はいまや貴重品と言っても過言ではございません!
その理由を簡単にご説明させていただきますので
ご興味のおありのお客様はお付き合いくださいませ。

組紐の羽織紐は、女性の帯締めと同様の加工を経て出来上がります。
一本の「帯締め」よりも短く小さな「羽織紐」は
それに比例して単価も低く設定せざるを得ません。
二本で一組となる羽織紐は、
羽織の乳に通す「ツボ」付けという特殊な加工も必要

かなりの手間がかかるのですが、単価的には帯締め一本のそれよりも
低く設定するというのがこれまでの業界の慣習です。

そういう慣習もあり、組紐を手掛けられるメーカーや職人さんたちにとっては
手間がかかる割に儲けの薄い羽織紐よりも
帯締めだけを創って販売した方が手っ取り早く儲けも多いことになります。

なので必然的に羽織紐が誕生する機会が限られてしまい
お客様も迷うほどのデザインや色から選ぶことが叶わないのが現状です。

弊店の場合、帯締めを創る「ついで」に羽織紐を作製するよう心掛けております。
「ついで」というと聞こえが悪いかもしれませんが、
このようなものの考え方をしてプロデュースしていかないと
「羽織紐」に代表されるような、和装小物というカテゴリーの中においてもまだ小さな小物たちは
世の中に出回らないことになるでしょう。

最近弊店では羽織紐を目当てに店舗にご来店いただくことが増えました。
ネット通販での羽織紐のご購入も急増してきたことは有り難い話です。
お好みは千差万別ですし、多少の妥協は必要かもしれませんが、
「見つけた時が買い時」と言う考え方でご購入いただければと思います。
完売した商品を再度創りたくても職人がリタイアされて創れなくなっているかもしれないのですから。

和装小物専門店を生業とする私の意地と使命感で品質の良いものを
リーズナブルなお値段でご提案させていただきたいと今日も知恵を絞っております(笑)

これからもお客様のご期待に沿えるよう努力してまいりたいと思っております。
何かご意見等がございまいましたらお気軽にお聞かせください。

ゑり正 9代目店主