和装小物 > 雑誌掲載案内 > 七緒 vol.75に掲載されました 


半襟や帯揚げはもちろん、肌着や着つけ道具など、 着物を着る上で欠かせない「こもの」を扱う「ゑり正」は、着物好きなら知る人ぞ知る店。 九代目の浦田充靖さん。着物姿がさすがに決まってます。 

半襟・・・さながら白生地の博覧会! 塩瀬(しおぜ)、縮緬(ちりめん)、明け雲、楊柳(ようりゅう)・・・ 正絹白半襟だけで30種では利かない品揃え。 いずれも「ゑり正」のオリジナルで、織り方や地紋の柄を指定して丹後で織り上げている。 京友禅や金彩をほどこした半襟や刺繍半襟は、着ると隠れる部分にも柄がたっぷり。 半襟一枚で、次の季節が待ち遠しくなる。 ▼ 雑誌掲載商品 『 白半襟無地(正絹) 』 『 極鮫小紋半襟 』 『 振金源氏香図半襟 』 『 扇面菊刺繍半襟 』 帯揚げ・・・絞りや友禅の技がぎゅっ 何段もの引き出しに収まるオリジナルの帯揚げ。 絞りは種類によって職人に差配され、人から人の手に渡って染め上がる。 七色染めあり、エレガントな墨流し染めあり。 この店に、どれほどの職人の技が凝縮されているんだろう。 染液に生地の端をぼちょんと浸けて染める「一色吸い上げぼかし」は、 生地を転用して丸ぐけの帯締めにも。 ▼ 雑誌掲載商品 『 輪出し吹き寄せ帯揚げ 』 『 和つなぎ小紋帯揚げ 』 『 一色吸い上げぼかし帯揚げ 』 
帯締め・・・微妙な色違いでずらり 帯締めは「方眼紙に色を塗るような」感覚で浦田さんが色を選び、組みを依頼する。 房は扱いのいい撚り房が中心。 軸と呼ばれる本体に、房専門の職人が手がけた房を取り付けてようやく完成する。 三分紐も微妙な色合いでずらり。 「たとえば緑でも、春先の緑もあれば、初夏の緑、夏の緑もありますやろ」。 ▼ 雑誌掲載商品 『 綾竹昼夜ストライプ撚房 帯締め 』 『 鴨川稲妻撚房 帯締め 』 『 さざなみ縞菊 三分紐 』 肌着・着つけ道具・・・無限にあります 肌襦袢や裾よけ、二部式襦袢などの肌着コーナー。 肌襦袢の小襟だけでも、小襟芯を入れるもの、入れないもの、 白、桃色、赤などさまざまに細分化されている。 ここに存在しない肌着はないんじゃなかろうか。 大ヒット商品んのきんち(楊柳)の腰紐は、人に見せて回りたいくらいの美しさ。 男性ものも豊富。 ▼ 雑誌掲載商品 『 共袖肌着 』 『 レース袖付き半襦袢 』 『 燈芯あしべ汗取り肌着 』 『 きんち腰紐 七色染め 』 
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