時節柄、お子様の卒業式や入学式などのハレの日にお召しになられる訪問着や色無地などに 「どんな半襟や帯揚げ、帯締めが相応しいでしょうか・・・?」というお問い合わせが増えてまいりました。 以下に弊店がそのようなセレモニーの場面でお勧めしたい 商品群を抜粋させていただきましたのでご参考になれば幸いです。 尚、お迷いの際は<お問い合わせフォーム>や<お電話>でお問い合わせいただければ 随時対応させていただきますのでご遠慮なくお申し出ください。 【 半襟 】 ※半襟は、もちろん塩瀬や紋意匠の<白>でも問題ございませんが、 3月4月春めいてきた季節とはいえ、まだ少し肌寒いのがこの時期の特徴です。 <淡いピンク>や<オフホワイト>など、ほんの少しお色が付いた半襟を掛けられると 襟元に温かみがプラスされお顔映りもよくなるものでございます。 また刺繍半襟ですと<七宝菊><扇面菊><明雲小花>も上品でおめでたの雰囲気が伝えわって素敵です。 ・ふくれ織り < さくら > ・紋意匠 < 華菱 > ・紋意匠 < 唐草 > 【 帯揚げ 】 ※帯揚げは帯締めと同様に金銀糸が入った方がよりお祝いの雰囲気は感じられますが 金銀糸が使われていなくても<万寿うさぎ>や<一色吸い上げぼかし>などもお勧めしております。 ・天神唐草 ・道長華紋銀駒刺繍 ・四季花文様 ・松竹梅 ・光悦献上 ・五色遠山 ・金銀箔ちらし ・しあわせ菱 ・さざなみ ・桜はなびら 【 帯締め 】 ※帯締めは帯揚げと同様に基本的に金銀糸が入ったモノをお勧めしておりますが 金銀糸が使われているか否かはあくまでお好みで判断していただければOKです。 <角朝無地>もお使いいただけますが、こういったセレモニーの場面では 単色よりも複数のお色で構成された帯締めのほうが帯に映えることが多いと言えましょう。 三分紐や四分紐を締めるのは間違いではありませんが、帯留めを主張すべき場面ではないので やはり帯締めでまとめるのが相応しいと思います。 ・唐組金彩千鳥 ・耳付金彩大和高麗二色ぼかし ・角朝二色ぼかし撚房 ・青海大和高麗撚房 ・高麗耳付綾目二段ぼかし ・角朝枡花青海撚房 ・角朝一色吸い上げぼかし ・平唐三段ぼかし撚房 ・白ゆるぎ色撚房 【 羽織紐 】 羽織紐も女短・女中・無双タイプといろんなスタイルがございますが、セレモニーの場合はやはり<女短>をお勧めいたします。 売り切れ色が多く不自由をお掛けしますが、やはり<ゆるぎ色撚房>が合わせやすいと思います。 また長めの羽織をお召しの場合は<女中 八津組ホタル>もお勧めしております。 ゑり正 九代目店主 浦田 充靖 |